「W03」はノーリミットモードが使えない
「Speed Wi-Fi NEXT W03」(ファーウェイ)では、ノーリミットモードが利用できません。一方、「Speed Wi-Fi NEXT WX02」(NEC)については利用可能。
ノーリミットモード( WiMAX 回線)は、2015年春から下り最大 13・3 Mbpsになっています。ですが、文字通り速度制限が一切ありません。
なので、「W03」も魅力的なルーターではりますが、ネットのヘビーザーについては、長時間の動画視聴等に便利な「ノーリミットモード」のある「WX02」(NEC)を選ぶのも一手かもしれません。
ただし、「W03」は、速度制限中も下り3~6Mbpsほどの速度が出ているとの口コミもあり、この状態がずっと続くようなら、「W03」も十分魅力的だと思います。
「W03」は「月間7GB」の制限あり
UQコミュニケーションズのモバイルWi-Fiルーターの通信速度は、これまで下り最大 220Mbpsでした。ですので、下り最大 370Mbps対応となる「W03」では従来機種と比較して下り通信速度が高速化されたことになります。ですが、下り最大 370Mbpsの通信はWiMAX 2+のメリットの一つである「容量無制限」の対象外である点には留意しておく必要があります。
「W03」は「au 4G LTE」の回線が利用可能
「W03」は「au 4G LTE」の回線が使えます。UQコミュニケーションに電話して聞いたところでは、「au 4G LTE」は「WiMAX」よりもエリアが広いのがメリットなのだそうです。一方、「WX02」は「au 4G LTE」が使えません。
なので、たとえば郊外で利用する機会がある人などの場合は、「W03」の方が快適ということがありえると思います。
口コミ・評判は?
〇 価格.com:Speed Wi-Fi NEXT WX02 [マットブラック] レビュー・評価
※ 発売時期は 2015年11月。
「Speed Wi-Fi NEXT WX02 [マットブラック]」のについては、次のような口コミが見受けられます。
「約2年前にWiMAX2+サービスイン当時に契約してしまったnad11がずーっと調子悪く、でも違約金を払って解約するのも癪なので、我慢して使い続けてました。未だに1日になんども再起動しないと使い物にならずでした。一度、交換してもらったけど改善せず。
来月で2年縛りが終わるので、別プロバイダーでWX02で契約しました。今日使い始めたばかりですが下り20Mbps近くをキープしてますし、繋がらなくなることもありません。
取説には「充電は電源OFFか休止時に」と記述がありますが、固定回線代わりに使ってますので、そういう訳にはいきません。バッテリの寿命が短くなるのかな。」
「ハイパフォーマンスでの通信帯域は我が家の1Fの室内では50~60Mbpsほど。2Fで80~100Mbps。
エコだとその半分ほど。(埼玉県さいたま市在住)
通信制限にかかっても3~6Mbpsは出るので困らないレベルです。
受信感度は微妙なとこです。寝かしたり立てたりでアンテナの本数は変わってきます。
バッテリーの持ちはイマイチというとこです。ハイパフォーマンスでは、かなりの速で消費するのでいつもエコで使ってます。」
〇 価格.com:Speed Wi-Fi NEXT W03 [ホワイト] のクチコミ掲示板
※ 発売時期は 2016年6月~7月。
「Speed Wi-Fi NEXT W03 [ホワイト]」については、価格.comには次のような口コミが寄せられています。
「この端末は最高です。
1日11GB位使ってますが制限なしです。6mbpsくらいの速度は保ってます。」
「その6Mくらいの速度が制限状態なんです」
「家だと50mbpsとか出てますし、もしその6mbpsが制限だとしても全然使えますよ」
「ご存じだとは思いますが、UQwimaxは一度信用を失ってますからね。
今は、速度制限がかかっても6M出す事で、お客を取り戻したいんじゃないんですかね?
速度制限時でも6Mの速度を保障してくれる文言があれば他の人にもおススメできますが、おそらくそのような文章は何処にも記載されていなと思います。
あくまでも、6Mは一時的なもので、いつ1M以下に下げられてもおかしくないのでお気を付け下さい。」
2つのルーターについては、当ブログの次の記事でもまとめています。
・【最新まとめ】 Speed Wi-Fi NEXT WX02 【特色,口コミ・評判】
・【最新まとめ】 Speed Wi-Fi NEXT W03 【特色,口コミ・評判】
スペック比較
〇 WX02(NEC)
・タイプ モバイルWi-Fi
・バッテリー駆動時間
WiMAX 2+(Wi-Fi接続時):約7.3時間~10時間
WiMAX 2+(Bluetooth接続時):約9~12時間
・対応通信方式
WiMAX2+
WiMAX(ハイパワー)
・無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
・接続台数 10 台
・幅x高さx奥行き 110 x 66 x 9.3 mm
・重量 95 g
〇 W03(ファーウェイ)
・タイプ モバイルWi-Fi
・バッテリー駆動時間
WiMAX 2+(ハイスピードモード):約9.5~12.1時間
・対応通信方式
WiMAX2+
4G LTE
・無線LAN規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
・接続台数 10 台
・幅x高さx奥行き 120 x 62 x 11.4 mm
・重量 127 g
※ 以上 価格.comより。
参考までに、「WiMAX」と「WiMAX2+」の違いについては、当ブログの次の記事で解説しています。
・【知らないと損】「WiMAX」と「WiMAX2+」の決定的な違いとは
「WiMAX」回線をハイパワーでつかめるWiFiルーターがおすすめ
ノーリミットモードが使いたい場合、製品のスペックで対応通信方式に「WiMAX2+」に加えて「WiMAX(ハイパワー)」も入っているもの(「WX02」など)がよいです。UQコミュニケーションズの説明では、ハイパワーの方が、電波をつかみやすいのだそうです。
ファーウェイってどんな会社?
華為技術有限公司(ファーウェイ・テクノロジーズ、Huawei)は、中国広東省に本社を置く通信機器メーカー。ウィキペディアによれば、2010年の売上高は1,852億元(約2兆2,965億円)で、売上高の75%は海外から。2010年の営業利益は293億元(約3,630億円)だったそうです。
日本では、Yモバイルがスマホを採用していたりしますね。
(参考)
・ウィキペディア:華為技術
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・ゼロからわかるWiMAX
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・【最新まとめ】 WiMAX2+ 「ギガ放題」 【特色,口コミ・評判】